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天使の階級スローンズ [天使]
天使には階級がある、という定説があります。これはキリスト教が考えた事なんですが、一番上位に位置する「ケルビム」。
二位のポジションが「セラフィム」です。日本語訳では「熾天使 」と呼ばれていますね。
単数形はセラフ、複数形はセラフィム(セラーフィーム)となります。
映画「マトリックス」で「セラフ」という登場人物がでてきました。中国系の武術の達人で預言者を守る役目を担っていましたよね。
三番目に位置するにが「座天使」ことスローンズです。
座天使(ざてんし、ソロネ・スローンズ(Thrones)、またはオファニム(Ofanim)、ガルガリン(Galgalim))とも呼ばれます。

スローンズという名は「玉座」や「車輪」の意で、唯一神たる「ヤーウェ」・・主の戦車を運ぶ者とされる。また、「意思の支配者(Lords of Will)」の異名も持ちます。
物質の体をもつ天使としては最上級にあたり、主に燃え盛る車輪の姿で描かれる。
座天使の指揮官は、ザフキエルまたはラファエルとされる。
ラファエルは「トビトの書」でも有名な天使です。
悪魔「アスモデウス」を、魚の肝臓・胆臓を燻すことで、追い払うようにトビトの息子「トビアス」に告げます。
そこで、不幸なる金持ちの娘と結婚できるんです。
この娘には「アスモデウス」が取り付いていて、結婚した初夜に婿さんを殺すという悲劇のため適齢期になっても結婚ができません。
このようにラファエルは旅人の守護、病気や医療の守護天使と言われるゆえんです。
ただ「座天使」は「車輪」のような姿をしていると言われ、神の玉座の車輪なのですから、多少の矛盾がありますよね。
神の命により、人間界に降り立って、トビトを助けたのでしょう。
天使の階級その2 ケルビム [天使]
天使のヒエラルキーの次席は「ケルビム」です。智天使と呼ばれています。
旧約聖書の創世記によると、神はアダムとイヴを追放した後、命の木への道を守らせるためにエデンの園の東に回転する炎の剣とともにケルビムを置いたといいいます。
また、契約の箱の上にはこの天使を模した金細工が乗せられている。神の姿を見ることができる(=智:ソフィア)ことから「智天使」という訳語をあてられていました。
エゼキエル書10章21節によれば、四つの顔と四つの翼を持ち、その翼の下には人の手のようなものがある。ルネッサンス絵画ではそのまま描写するのではなく、翼を持つ愛らしい赤子の姿で表現されている。これをプット(Putto)といいます。
どうやら、位の高い天使は人間ぽく無いのかもしれません。
非常にセラフィムと類似していますよね。
旧約聖書によるとケルビムの姿は「その中には四つの生き物の姿があった。それは人間のようなもので、それぞれ四つの顔を持ち、四つの翼をおびていた。・・・その顔は"人間の顔のようであり、右に獅子の顔、左に牛の顔、後ろに鷲の顔"を持っていた。・・・生き物のかたわらには車輪があって、それは車輪の中にもうひとつの車輪があるかのようで、それによってこの生き物はどの方向にも速やかに移動することができた。・・・ケルビムの"全身、すなわち背中、両手、翼と車輪には、一面に目がつけられていた"(知の象徴)・・・ケルビムの一対の翼は大空にまっすぐ伸びて互いにふれ合い、他の一対の翼が体をおおっていた(体をもっていないから隠しているという)・・・・またケルビムにはその翼の下に、人間の手の手の形がみえていた(神の手だという)」とされているとうです。
旧約聖書の創世記によると、神はアダムとイヴを追放した後、命の木への道を守らせるためにエデンの園の東に回転する炎の剣とともにケルビムを置いたといいいます。また、契約の箱の上にはこの天使を模した金細工が乗せられている。神の姿を見ることができる(=智:ソフィア)ことから「智天使」という訳語をあてられていました。
エゼキエル書10章21節によれば、四つの顔と四つの翼を持ち、その翼の下には人の手のようなものがある。ルネッサンス絵画ではそのまま描写するのではなく、翼を持つ愛らしい赤子の姿で表現されている。これをプット(Putto)といいます。
どうやら、位の高い天使は人間ぽく無いのかもしれません。
非常にセラフィムと類似していますよね。
旧約聖書によるとケルビムの姿は「その中には四つの生き物の姿があった。それは人間のようなもので、それぞれ四つの顔を持ち、四つの翼をおびていた。・・・その顔は"人間の顔のようであり、右に獅子の顔、左に牛の顔、後ろに鷲の顔"を持っていた。・・・生き物のかたわらには車輪があって、それは車輪の中にもうひとつの車輪があるかのようで、それによってこの生き物はどの方向にも速やかに移動することができた。・・・ケルビムの"全身、すなわち背中、両手、翼と車輪には、一面に目がつけられていた"(知の象徴)・・・ケルビムの一対の翼は大空にまっすぐ伸びて互いにふれ合い、他の一対の翼が体をおおっていた(体をもっていないから隠しているという)・・・・またケルビムにはその翼の下に、人間の手の手の形がみえていた(神の手だという)」とされているとうです。
天使の階級その1 [天使]
天使にも階級があるようです。
もちろん、キリスト教会や多くのオカルティストの文献によるものです。
あの有名な堕天使ルシファーは、天使であった時代は、セラフィムという最高階級に属していました。
12~13世紀に入ると、神学者たちは天使のランキングを整理、完成させます。
一般に9階級から7階級とされていますし、異論も多く、定かなものではありません。
ここでは最も知られている9階級についてご紹介しましょう。
天使軍団は「上級天使」「中級天使」「下級天使」と大きく3つに分類されます。
「上級天使」は「セラフィム」「ケルビム」「オファニム」の3階級です。
セラフィムは熾天使とも言い、天使階級の最上級に位置します。
三対六枚の翼を持ち、2つで頭を、2つで体を隠し、残り2つの翼ではばたく。神への愛と情熱で体が燃えているため、熾(燃える、などの意)天使と言われているわけです。
キリスト今日では、主と直接に交わり、純粋な光と思考の存在として愛と炎を共鳴すると言われています。
ヘブライ語では「トリスアギオン」と呼ばれ、「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな。」と刻まれた「炎の短剣」かもしくは「炎の旗」を持っています。
彼らは常に主の玉座に飛翔し、主を讃えています。
セラフィムの指揮官は諸説ありますが、メタトロン、ウリエル、ナタエル、ガブリエルという説もあります。
堕天使以前は、ルシフェルが指揮官という説もありますが、ミカエルの名前が無いのが不思議です。ミカエルは一説によれば、ルシフェルの双子の兄弟ですし、天使と悪魔の天界大戦争の総司令官であった彼がセラフィムでないのは腑に落ちません。
もちろん、キリスト教会や多くのオカルティストの文献によるものです。
あの有名な堕天使ルシファーは、天使であった時代は、セラフィムという最高階級に属していました。
12~13世紀に入ると、神学者たちは天使のランキングを整理、完成させます。一般に9階級から7階級とされていますし、異論も多く、定かなものではありません。
ここでは最も知られている9階級についてご紹介しましょう。
天使軍団は「上級天使」「中級天使」「下級天使」と大きく3つに分類されます。
「上級天使」は「セラフィム」「ケルビム」「オファニム」の3階級です。
セラフィムは熾天使とも言い、天使階級の最上級に位置します。
三対六枚の翼を持ち、2つで頭を、2つで体を隠し、残り2つの翼ではばたく。神への愛と情熱で体が燃えているため、熾(燃える、などの意)天使と言われているわけです。
キリスト今日では、主と直接に交わり、純粋な光と思考の存在として愛と炎を共鳴すると言われています。
ヘブライ語では「トリスアギオン」と呼ばれ、「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな。」と刻まれた「炎の短剣」かもしくは「炎の旗」を持っています。
彼らは常に主の玉座に飛翔し、主を讃えています。

セラフィムの指揮官は諸説ありますが、メタトロン、ウリエル、ナタエル、ガブリエルという説もあります。
堕天使以前は、ルシフェルが指揮官という説もありますが、ミカエルの名前が無いのが不思議です。ミカエルは一説によれば、ルシフェルの双子の兄弟ですし、天使と悪魔の天界大戦争の総司令官であった彼がセラフィムでないのは腑に落ちません。
ダークサイドについて [悪魔払い]
一般の我々には縁のないことですが、この世界には、「ダークサイド」と呼べる場所・ものがあります。映画『エミリー・ローズ』も『オーメン』もすべては、ダークサイドについての映画ですよね。
では、その「ダークサイド」って何でしょう?
一般的には「ネガティブ」な場所や空間、物質を示します。
モノは呪いのかかった人形や、事故の多い車両などが一般的でしょう。
問題は「ネガティブな場所・空間」ですね。
ホコリや塵は、四隅に溜まります。
同様に悪意や悪霊も四隅に溜まりやすいんです。
空間の浄化にはいくつか方法があります。
燻蒸によってスモーキングする方法。
クリスタルなどのパワーストーンのエネルギーを使うこと。
「塩」も効果的です。昔から、入り口に「盛り塩」をしていましたが、悪霊は塩に弱いために結界を造ることができます。
もう一つは、ハーブなどを床に蒔き、一晩寝かせます。
朝になったら、掃除をすると部屋全体が浄化されますね。
「ダークサイド」は言ってみればネガティブな空間です。
その場にいるとモチベーションが下がったり、長く滞在すると病気にもなります。
仮に自分の心身になんらかの不調を感じたら、その空間は汚れています。
悪魔が活動する時間は、ちょうど午前3時。
これはイエスがゴルゴダの丘で死に至った時をもじっています。
ダークサイドに潜むモノは、光・燻蒸(スモーキング)・塩・お経などの聖なる言葉に弱いので、
一時的にも実行してみましょう。
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天使と悪魔の奇書『地獄の辞典』 [天使と悪魔の書籍]
とにかく、悪魔についての増資の深い奇書ですね。
あまり正確とは言えませんが、なるほど!と思うこともあります。
特に悪魔については、ルシファーに関するコメントが詳しいですね。
悪魔は本当にいるのか?宗教上のテーマですが・・
主なる神が創造したのなら、それは疑う意味もないでしょう。
映画『エミリーローズ』では。、レギオン・ベリアルを始めルシファーの計6悪魔が乗り移ったエクソシズムの映画ですが、ここでも悪魔の存在を証明しています。
『地獄の辞典』はある意味、悪の神秘学に対しての読み物としは役立つでしょう。
ただ正確な記述はさほどありません。
参考程度ならいいでしょう。
ちなみに悪魔に対する防御方法をしっていますか?
通常はアミュレットなどの護符が効果があります。

悪魔王は「サタン」は「ルシファー」なのか? [悪魔]
「サタン」=「ルシファー」の公式は、正確には不明ということになります。ただ一般的な解釈では・・・
堕天使となった「ルシファー」が、天界の三分の一を引く連れて、地獄界に落ちたとき、その称号として「サタン」となった、とも言われています。
「サタン」はルシファーとは別で、サタナエルが堕天使となった名前である、という説もあります。
つまり、現存されている文献上では、わからないんですね。
「サタン」は悪魔世界の「称号」の1つだという説もあるんですが、私はこの説に賛成です。天界を追放された堕天使では、ルシファーを筆頭として、ベールゼブブ・アザゼル・アスタトロ・ベリアルという蒼々たるメンバーがいます。

やはりその中で、サタンたる堕天使はルシファーが合っていますよね。
エデンの園で、イヴをそそのかし、知恵の樹の実を食べさせたのはルシファーです。
現実に、その誘惑の仕方が・・・「この実をなぜ神は食べてはいけない!とおっしゃっったのだ。」「死んでしまうからです」とイヴ。「そうではない。おまえの知識が神と同等になることを神が畏れているからだ。おまえはこの実を食べれば神の知が得られる」・・・と七つの大罪「傲慢」がもろに出ています。

ダンテの『神曲』地獄編では、極寒地獄にサタンがとらわれの身で描かれています。
「サタン」はヘブライ語では「敵」「反抗者」ですから、ルシファーの別名としてもおかしくはありません。
難しいですね。
「サタン」はシンボルや称号のようなものだと思いたいです。
タグ:悪魔,ルシファー,サタン
聖天大聖・・孫悟空現る。 [東洋の天使]
道教思想では老師(太上老君)がスーパースターなのですが、さらに有名な天使がいます。それが、かの有名な聖天大聖孫悟空。
ドラゴンボールで有名になりすぎた感がありますが、西遊記に登場したのが原因でしょう。
西遊記は、三蔵玄奘が中国長安からシルクロードを経て、徒歩で旅をして、インドまで教典を持ってくる話ですよね。
この三蔵の話は史実です。当時は外国へ行くのが禁止(死刑)でしたらので、三蔵にとっては命がけの仕事です。元々、幼少の頃から天才だったそうで、8歳のころには大抵の教典は暗記して理解していたそうです。
その守役で聖天大聖孫悟空がおともするんですね。
当然、お供している時は、出家しています。

仏教では「四苦八苦」という苦しみが、人間の元来あるべき苦悩である、と説きます。
キリスト教では「原罪」でしょうか。
天に住んでいる当時の神々・・・帝釈天・梵天・吉祥天・・などは、元来はヒンドゥー教の神様です。仏教では天部と呼んでいますよね。「四苦ありて四苦なし」です。
永遠(ほび永遠)に生きるため、死はありません。病気もしません。老いもありません。
だけど、美味しいものや上手い酒は飲みたい。イイ女(イイ男)とはいちゃつきたい・・という俗世の煩悩は残っています。だからまだ解脱してはいないんですね。
さて・・・聖天大聖孫悟空です。
中国は東勝神州来国花果山で生まれます。山頂の石から生まれるんです。それだけでも凄いですよね。
孫悟空は元来があばれ者ですが、西王母の蟠桃園の蟠桃を食べることで不死身になります。そのほか太上老君の丹薬を飲むんですから、死なない肉体を持っちゃうんですね。
海竜王に究極の宝である「如意棒」をもらい・・ほとんど強奪です。
なぜこんな力があるんでしょう。
もちろん、蟠桃や丹薬の効果もあります。
孫悟空は須菩提祖師(すぼだいそし)という仙人の弟子なんです。そこで仙術をマスターします。
觔斗運を操ったり、分身したりするのは仙術です。
結果的に釈迦如来に戒められるんですが、それにしてもあの縦横無尽のスピードと疲れをしらない連続攻撃は、まさにスーパーエンジェルに相応しい東洋の天使です。
高いものは純金製で200万以上もしてました。こちら黄銅だから5000円程度。サイズは70mmだから机上に置いておく感じでしょう。
こちらは、かの有名なドラゴンボールの胴衣だそうです。コスプレにはいいいかもしれません。
ガネーシャはなぜ象の頭をしているのか? [アジアの天使]
最近・・といっても1年以上も前のことですが、「夢をかなえる象」という書籍がヒットしました。ドラマでもやっていましたから、ご覧になったかたもいらっしゃるでしょう。そこには「ガネーシャ」というインドの神様が登場するんです。
元来はヒンドゥー教の神様ですね。
父親はかの有名なシヴァで、母親もパールヴァーティーというのですからエリートです。
神の世界のサラブレットと申しましょうか。
ガネーシャは大衆にも人気があり、象のような丸々とした腹や象の頭も愛嬌があります。
また商売繁盛や組織の繁栄を与える神様として、人気が高いのもうなずけますね。
では、なぜ象頭なのか?
実は最初は普通の顔だったんです。
その張本人は父であるシヴァ神ですね。
パールヴァーティーが沐浴をするので、彼女自身が息子のガネーシャに誰も入れるな、と命じます。それに忠実なのはいいのですが、父・・すなわちパールヴァーティーの夫が来ても、通せんぼをするんです。

シヴァは闘神ですし、短気ですから、息子の首を刎ねてしますんです。
パールヴァーティーも気がつき、大騒ぎになります。
そこでシヴァは、近くにいた象の頭を持ってきて、ガネーシャに取り付けちゃんです。
日本でも、天台宗・真言宗では歓喜天(聖天)と呼ばれて天部の護法神として信仰されています。
仏教界では「天部」というんですね。
神といえども悟っていません。だから「仏」じゃあないんです。
でも陽気で気さくな感じのするガネーシャなら、象の頭のほうが相応しいでしょう。
ジル・ド・レイ侯爵は悪魔か? [悪魔]
この世に現存した悪魔的な人間ってのがいます。実存するから怖いですが、本当に「悪魔」たる人間ってのはいるんでしょうか?
「聖人」がいる以上、「悪人」もいるんでしょう。
ジル・ド・レイ侯爵は、フランスの名だたる貴族です。
かの有名なジャンヌ・ダルクと英仏100年戦争で元帥も勤め上げました。
なにせ闘うことが好きなんです。
闘う・・といっても勝利を味わうのではありません。
人間が殺される様を観るのが好きなんです。
そういう趣味もあるでしょう。死姦というフェチですね。

時は中世のフランス。1904年に生を受け、1932年に28歳でレイ家の跡継ぎとなります。
莫大な金持ちです。
フランスの大貴族ですから。
1931年にジャンヌは火あぶりの処刑をされるので、当時の戦争は正式な家督を継いでいるのではなかったのでしょうが、権力は絶大です。
この男の凄さは「幼児殺害」です。
200人とも400人とも記録が混在していますが、要は自分の領土内の幼い子供をさらって、惨殺するのが趣味なんです。
子供たちの流した血の風呂でエクスタシーを感じたとも記録にあります。
彼は当然。貴族といえども、これだけの大罪を犯したのですから裁判になるわけです。
裁判記録には生々しい殺人の現場が書かれています。
でも、彼は本当に悪魔なんでしょうか?
行動は悪魔的です。
ただ、その動機が幼児的なんです。
幼児が莫大な財産を相続し、100年戦争で英雄になり、殺しの味を知ってしまうわけですね。
ある意味、彼も被害者かもしれません。
聖なる教育を受けられなかった(戦争のため)ための被害者です。
殺意も何もなく、単に「観たいから」「欲望を満たすため」の殺しです。
でもルシファーは喜ぶでしょうが。
ルシファーとセフィロトの樹 [悪魔]
基本的にキリスト教会の「悪魔」は堕天使とされています。だは「堕天使」って何でしょう?
天界戦争で敗れたルシフェル(当時はセラフィム)が部下(天使の三分の一)を引き連れて革命を起こし、天から地獄へ堕ちたかた「堕天使」なのでしょうか。
それは表面的な見方に過ぎません。
もっと奥が深いんです。
カバラ(カッバーラ・カバラー)の教義を説明する場合、セフィロトの樹を示します。
セフィロトの樹は「生命の樹」です。
エデンの園にあり、アダムとイブは自由にその実を食べることができました。
でも、蛇の誘惑(ルシファーの誘惑)で、まずはイブが食べ、アダムも知恵の樹の実を食べてしまいます。

エデンの園を人類が追われる原罪です。
ではその「セフィロトの樹」ってなんでしょう。
セフィロトの樹は、神(ヤーウェ)至る人間の進むべき道しるべを象徴として描いたものです。
22のパスと10個のセフィラー(単数)があり、王国から王冠に至る道のりを、人間は歩むべく努力するわけです。
最終的には「王冠(ケテル)」に到着するのが目的なのですが、天頂の白丸のセフィラ(ケテル)から右下の灰色丸(コクマー)、左の黒丸(ビナー)、右下の青丸(ケセド)、左の赤丸(ゲブラー)、右下の黄丸(全体の中央でティフェレト)、右下の緑丸(ネツァク)、左の橙丸(ホド)、右下の紫丸(イェソド)を経て、いわゆる、ジグザグに進み、最終の虹色丸(マルクト)のセフィラへと至る。なお、第3から第4のセフィラの間に隠されたダアト(右図では点線丸)というセフィラがあります。
22のパスは * アレフ (ケテル → コクマー)愚者
* ベート (ケテル → ビナー)魔術師
* ギーメル (ケテル → ティファレト)女教皇
* ダレット (コクマ → ビナー)女帝
* ヘー (コクマー → ティファレト)皇帝
* ヴァヴ (コクマ → ケセド)教皇
* ザイン (ビナー → ティファレト)恋人
* ヘット (ビナー → ゲブラー)戦車
* テット (ケセド → ゲブラー)力
* ヨッド (ケセド → ティファレト)隠者
* カフ (ケセド → ネツァク)運命の輪
* ラメド (ゲブラー → ティファレト)正義
* メム (ゲブラー → ホド)吊るされた男
* ヌン (ティファレト → ネツァク)死神
* サメフ (ティファレト → イェソド)節制
* アイン (ティファレト → ホド)悪魔
* ペー (ネツァク → ホド)塔
* ツァディー (ネツァク → イェソド)星
* コフ (ネツァク → マルクト)月
* レーシュ (ホド → イェソド)太陽
* シン (ホド → マルクト)審判
* タヴ (イェソド → マルクト)世界
となっており、まさしく「タロット」の世界です。
つまりタロットはユダヤ教神秘主義(カバラ)の思想を、その絵の中に託しているんです。
そういう意味では、タロットは魔術というよりまっとうな思想体系と言えます。
ではルシファーの堕天はいかなるものか?です。
ルシフェルは当時はセラフィムの長でしたから、もっとも「王冠(ケテル)」に近い、すでに到達していたのでしょう。神は人間を作ります。その人間も面白くないのですが、仮眠の座を奪おうと傲慢の欲が出てくるわけです。
セフィロトの樹を鏡に映してみると、「王冠(ケテル)」が最下層に位置します。
つまるところ、ルシフェルは傲慢によってセフィロトの反対側の最下層に落ちたわけです。
タロットとカバラの関係をもっと詳しく知りたい方はこちら
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